今日の松本は雲が多く、最高気温14℃、最低5℃の見込みです。先週末は随分気温も下がり、昨日(4月1日)は朝方雪まで降るなど、寒い寒い松本でした。
しかし、寒さにもめげずに、先週末、夫婦で南信州へオートキャンプに行ってまいりました。下伊那郡下條村にある「CAMP&CHEERS KANESHIGE」というキャンプ場で2泊したのですが、キャンプ場情報は後日報告いたします。そして、今回の旅の目的は、天竜峡川下り~秘境飯田線田本駅~下栗の里の散策でした。その中でも、今回は、全国秘境駅ランキング第5位の『田本駅』をご紹介したいと思います。
特に、鉄ちゃんでもなく、秘境駅マニアでもないのですが、秘境駅の宝庫と言われる飯田線にあって、この『田本駅』は全国5位とのこと。いったいどの程度のものなのか、ちょっと気になったので行ってみることにしました。とにかく、この駅へは徒歩でしか行けません。通常は、田本集落側(県道飯田富山佐久間線の奈川商店付近に入口あり)から山道を下るコース(高低差200m、下り10数分、登り20分程度)が一番時間のかからないアプローチ方法らしいのですが、今回は時間もあったので、お隣の温田駅に車を停めて、そこから南宮大橋(高さ75ⅿの斜張橋)を渡って阿南町側へ入り、天竜川右岸の道路を通って、竜田橋という釣り橋を渡り、駅へ向かうというのどかな田園散策コースを選択しました。のんびり歩くこと1時間20分。途中、車を1台見かけただけで、人と行き交うことは全くありませんでした。そして、目的の駅はというと、急峻な斜面にへばりつくように猫の額のような狭いホームが設置され、当然駅舎などはなく、待合室があるだけで、あとは何もありません。自販機もありません。トイレもありません。なぜ、このようなところに、このような駅を作ったのか、いったいどんな人が利用するのか・・・??? 1時間ほど、夫婦二人だけでぼーっと何もしない時間を過ごし、13:09発の豊橋行に乗って隣の温田駅へ移動(所要3分)しました。1両か2両編成のかわいい車両を想像していたのですが、これが3両編成の立派な車両だったので、それもちょっと驚きでした。まあ、考えてみれば、辰野駅から豊橋駅まで約7時間もかかる飯田線ですから、ある程度乗り心地も良くないと、たまりませんよね。 【管理人 堤】
コメント
秘境の旅 ご苦労様でした
奥様と2人で歩く幸せそうな後ろ姿が想像できました 私も見習います(^_^)