あがたの森分室日記(2025.3.12) ~桜の名所①~

最近の出来事(ブログ)

 長野県内の桜の名所というと、高遠城址公園、小諸懐古園、須坂臥龍公園(以上3か所は日本さくら名所100選)、上田城址公園、飯山市千曲川桜堤、諏訪高島公園、松代城址等が挙げられるかと思いますが、このあたりは比較的近場なので、我が家も全てお花見に行っております。松本地域でいえば、松本城、弘法山古墳、城山公園、アルプス公園、光城山といったところでしょうかね。我々が学生の頃の一番人気は、城山公園だったかな。学生の身分で車所有者はごく稀であり、移動手段は専ら自転車でしたから、お花見に必要な品々を運搬するための利便性からして、近場の城山公園がベストだったのかもしれません。弘法山古墳なんて、その存在自体知らなかったもんな。

 私は国家公務員だったので、北から南までいろんな土地での勤務歴があるのですが、「お花見=職場の歓迎会」であり、勤務地の順番でいくと、名古屋城、高知城、上田城址公園、札幌円山公園、東京日比谷公園、千鳥ヶ淵等でのお花見の景色が浮かんできます。基本、朝早くからブルーシートを用意して場所取りをするのが若手の仕事でした。唯一、釧路だけは、4月に桜が咲きませんので、お花見という行事がなく、牡蠣パーティといって、屋外で海鮮BBQをするのが歓迎会でした。

 そして、現役最後の勤務地が青森家庭裁判所だったので、最後のお花見の地は弘前城ということになります。まあ、ここはスケールの大きさといい、桜の種類の豊富さといい、日本トップクラスの桜の名所であり、特にお濠を桜の花びらで埋め尽くす「花筏」は圧巻でしたね。

 今年は、2月27日に伊豆へ旅行に行き、「河津桜まつり」を見てきました。桜はまだ3部咲きくらいの感じで、例年よりも1週間くらい遅いとのことでした。しかし、平日にも関わらず、すごい人出で、週末の満開時にはいったいどんな状態になるのだろうかと、ちょっと想像するだけで恐ろしさを感じてしまいました。昨年は夫婦で、福島県の三春滝桜(日本三大桜)や、ラーメンで有名な喜多方市の日中線しだれ桜並木を見に行ったのですが、車に折りたたみ自転車を積んで、桜並木を走るという味を覚えたので、今回の河津桜並木もこの作戦で行ってみたのですが、さすがに並木道は人通りが多すぎて、自転車を押し歩くことしかできず、颯爽と走ることはできませんでした。まあ、遠めに桜並木を眺めながら、川べりの自転車道を走るだけでも気持ちよかったですけどね。

 今年の信州の開花宣言はいつ頃になるのでしょうか。実はまだ、南信地区の桜を見たことがないので、今年は天竜峡の桜見物にでも行ってみようかなと計画しております。もう、オートキャンプのできる季節にもなりますので、やはり自転車を積んで行きましょうかね。この時期になると毎年、日本人はなんて桜が好きなんだと痛感させられるのですが、振り返ってみると、我が家も相当、桜お宅ですね!  【管理人 堤】

コメント

  1. 鈴木崇夫 より:

    管理人さんは全国の桜の名所をご覧になっているのですね。うらやましい… 山全体が桜に覆われていたり、ずっと桜並木が続くのも見事ですが、あがたの森の中にはの1本だけの枝垂れ桜も風情があります。その頃には、ここに写真を上げていただけるとありがたいです。
    なお、弘法山が桜の名所になったのはそんなに昔ではなく、古墳全体が桜に包まれるようになってから30年くらいしか経っていないように思います。(間違っていたらゴメンナサイ)