今日の松本は晴れ時々曇り、最高19℃、最低8℃という穏やかな春の一日です。
我が家から徒歩3分ほどのご近所に「岡宮神社」があります。御本殿は、松本藩主水野忠職公(水野家二代目)が寛文3年(1663年)に改築奉献したものだそうです。我が家では、年末年始の二年参り、孫たちの初宮参りや七五三等、生活節目の御神事について、全て岡宮神社で行わせていただいております。なんといっても、自宅からめちゃくちゃ近いため、二年参り等、紅白歌合戦が終わってから家を出ても十分間に合うので、とっても助かっております。
この岡宮神社で、5月4日~5日に例大祭が行われました。端午の節句に込められた子孫繁栄、家運隆昌の願いと共に、城下全体の平和と安全、地域の益々の繁栄発展をお祈りする伝統のお祭りです。4日の宵祭には、境内にてたくさんの露店が並び、奉納芸能や仕掛け花火等、なかなかの賑わいでした。孫たちもお祭りは大好きで、前日から、何を買おうか、小遣いをいくら使おうか等々、すごく楽しみにしておりました。思い起こせば、自分の田舎(群馬県松井田町)でも、3月のお雛様の時期と12月末の年2回、大通りを封鎖して、街の端から端までたくさんの露店が並ぶという大きな市が立ちました。特別な日でしたので、それはもう楽しみで楽しみで、一日中、祭の中に身を置いて、その独特な雰囲気を楽しんでおりました。コロナによって、全国的に地域の伝統的な行事がストップしてしまい、中には復活することもなく、終わってしまった行事もあるのではないでしょうか。何とも寂しい限りです。
お祭りとは全然関係ないのですが、岡宮神社のすぐそばにあった「食事処和(かのう)」(女鳥羽3丁目)は憶えていらっしゃいますか。あの圧倒的なコスパの良さから、信大生の多くが利用していたのではないかと思うのですが(当時は鶏のから揚げとコロッケのA定食が380円くらいだったような気がするのですが・・・)、ご主人のご病気と、ご夫婦の高齢化に伴い、2018年頃に閉店となってしまいました。学生の頃の食堂の記憶って、意外と残っていますよね。どこで何を食べるか、そう簡単に決められなかったというか、今よりも当時の方が重要な出来事だったように思います。金がなかったということか・・・?! 【管理人 堤】
コメント
岡宮神社の例大祭はこじんまりとしていても温かさが伝わってくるお祭りですよね。
「和」もよく行きました。今は無き店、松葉、うとんぽ、まつり、ゆたか、ハッピー、弁天、一平、、、、、
まだまだたくさんあるはずなのに、名前を思い出せません。それだけ学生時代が遠くなってしまったということでしょうか。
いつか、「あの店ってどうなった?」特集をやりましょうか? 堤
私もよく「和」食堂にはいきました。 まるで大学の第二食堂のような感じでしたね・・
懐かしい・・