あがたの森分室日記(2026.1.28)~蕎麦の話~

最近の出来事(ブログ)

 今日の松本は、晴れ時々曇り。最高気温4℃、最低-4℃。風がないので、あまり寒く感じません。冬の穏やかな一日といった感じです。

 今、NHKの朝ドラ「ばけばけ」が放送されていますが、昨年、テニス仲間と出雲・松江旅行へ行った際に、日本三大そばの一つに数えられている「出雲そば」をいただいてまいりました。「挽きぐるみ」の粉を使った黒っぽい色と強い香りが特徴で、代表的な食べ方は「割子(わりご)そば」と「釜揚げそば」ということでしたが、この出雲そば、元々は、松本の蕎麦職人が持ち込んだ技術が基礎になっているのだそうです。

 江戸時代初期(寛永15年;1638年)、松江藩・松平家初代藩主の松平直政(1601~1666;徳川家康の孫)が松本から国替えとなった際に、そば職人を連れてきたことから、出雲の地の食文化や出雲大社の「神在祭」等の神事と結びついて発展したということですが、単なる食べ物ではなく、歴史、文化、信仰が一体となった独自の食文化として、現在に受け継がれ、今では日本三大そばの一つに数えられているとのことです。

 日本各地の城巡りをしていると、それぞれの地でいろんな歴史に触れることになるのですが、意外な場所で信州とのつながりを知ると、親近感が沸きますし、飲み屋で地元の人たちとやり取りをした際に、そんな話題を出したことで、一気に距離が縮まり、旅の楽しみも倍増したような出来事もありました。面白いものです。

 ちなみに、松平直政は雲州松平家の祖とも呼ばれておりますが、14歳で「大阪冬の陣」に出陣し、真田丸攻めで活躍したことで、その勇猛さを真田幸村に称賛され、軍扇を投げ与えられたという伝承が残っているそうです。真田の話題が出てくると、信州人としては、また嬉しくなってしまうんですよね。  【管理人 堤】

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